宝くじといえば『スクラッチ』や『ロト6』、『ロト7」など様々な種類が広く知られていますが、世の中には今まで販売された宝くじの中でも特に変わっている宝くじがあることをご存知でしょうか?
一体どんな内容の宝くじなのか、今回の記事ではその内容を解説します。今現在では販売されていない宝くじもありますが、興味がある人は是非とも最後まで読んでみてくださいね。
1.今まで販売された変わり種の宝くじ
今まで販売された宝くじの中には、思わず「?」となってしまうようなものが存在します。ただ、早々変わり種の宝くじが販売されているわけではないので、探そうと思ってもなかなか見つかりません。
今回は、そんな変わり種の宝くじを3つご紹介しましょう。
2.口蹄疫復興宝くじとは?
今まで販売された変わり種の宝くじの一つとして、口蹄疫復興宝くじというものがあります。これは平成22年に宮崎県を中心に九州地方に発生した口蹄疫による被害を受け、みずほ銀行宝くじ部は口蹄疫被害からの復興のために同年10月に口蹄疫復興宝くじを発売しました。
今までに阪神淡路大震災や新潟県中越沖地震など震災に伴って宝くじが発売されたことがありましたが、震災以外で宝くじが発売されたのは口蹄疫復興宝くじが初めてだそうです。賞金は1等で3000万円、1等の前後賞で1000万円、1等の組違い賞で10万円、2等で500万円、3等で100万円、4等で10万円となっていました。
また、この宝くじが発売されると同時に抽選で3000名に宮崎牛やくまもと黒毛和牛などの九州産の肉が当たる口蹄疫復興宝くじキャンペーンも開催されていたそうです。
3.ドバイの宝くじ『ミレニアムミリオネア』とは?
お金持ちがたくさんいるイメージでお馴染みのドバイで発売された宝じは、さすがお金持ちというだけあっていろいろと規格外となっています。その宝くじこそ『ミレニアムミリオネア』で、当選確率はなんと5000分の1なのです。
1等に当籤すれくば100万ドルが手に入りますし、それ以外にも高級外車や高級バイクなども手に入るのでまさに大盤振る舞いな宝くじとなっています。しかもこの宝くじには副賞が存在しており、副賞に当選するとドバイ行きのビジネスクラス往復航空券と、ブルジュ・アル・アラブという高級ホテルに14泊できる宿泊券がもらえます。
なんともドバイらしい、かなりバブリーな宝くじだと言えるでしょう。世界広しといえども、ここまで大盤振る舞いな内容の宝くじはドバイくらいしかありません。ただし、ドバイの宝くじは日本で購入できないので、直接ドバイに行って購入するしかないでしょう。
また、1口3万円で購入するので、よほど余裕がない限り1度のチャンスに賭けるのは分が悪すぎます。ただ、当選確率が高い上に当たれば夢が一気に広がるのでドバイに行った際には是非とも購入してみてはいかがでしょうか。
4.イタリアの宝くじ『グラッタ エ ヴィンチ』とは?
イタリアでも宝くじは非常に高い人気を誇っており、そこら中で宝くじを購入している人の姿を見ることができるでしょう。中でもグラッタ エ ヴィンチは非常に人気が高いです。グラッタ エ ヴィンとは削ったその場で宝くじに当たる可能性があるスクラッチくじを総称したもので、ロトより少額ではありますが当選確率が高いのが特徴です。
日本でも様々なスクラッチくじがありますが、イタリアはなんと全部で60種類以上もあります。基本的に1ユーロから20ユーロまでの金額が用意されており、当選すれば一気にお金が得られるでしょう。
特におすすめなのはスーペル マッチセーナというスクラッチくじで、高額当選した人には1週間で500ユーロを20年間ももらうことができます。一気に大金が手に入るわけではありませんが、毎週500ユーロも手に入るので生活が一気に変わりますよね。
5.まとめ
日本はそこまで代わりだねの宝くじは販売されていませんが、世界には日本では考えられない変わり種の宝くじが販売されています。もちろん法律で日本国内で海外の宝くじを購入することは禁止されているため、購入してみたいなら現地に行って購入しなければなりません。
ただ、変わり種というだけあってなんだか興味をそそられますし、当選確率も高い傾向にあるので一度は購入してみるのも良いでしょう。ただ、日本の口蹄疫復興宝くじに関しては販売が終了しているので、今のところは海外に行くしか方法はないかもしれません。
何はともあれ、海外に行くことがあれば是非とも宝くじを購入してみてはいかがでしょうか。